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僕の職場の同僚で、
病気のデパートみたいな人がいる。

これまでには、本人の持病や新たな疾患の関係でずいぶんと勤務に穴を開け、
その穴埋めに協力してきたこともある。

いや、今さらそれはどうでもいいのだけど。

どうにも気にかかることがある。

その人からかけられる言葉についてだ。

大体、顔を合わせて一言目にこんなふうに言われる。

「やっぱり体調悪いですか?」
って…😓

なんだか不意を突かれるというか、
そう言われると、知らぬ間に自分の体の悪いところを探してしまう自分がいる。

「腰も痛いしなぁ」
「あの数値も気になるしなぁ」

そんなふうに、思わず頭の中を巡らせてしまう。
これは僕にとって、あまり良いことではない。
だって、それまでは自分の不調なんて意識していなかったのだから。

たった一言で、意識が健康ではなく、不健康な自分というほうへ向いてしまう。

かつて、いつだったか忘れたけれど、
僕もしばらく体調が思わしくない時期があって、
「体調悪いんだ…」とぼやいたことはある。

でも…
「体調悪いですか?」って、
なかなかそんな言葉、ふつうは自然には出てこないよね😓

そういう言葉が挨拶代わりに口をついて出るということは、
やっぱり本人は普段から体調のことを相当気にしているんだろうな、
とは思った。

人は、自分が日頃気にしていることほど、
つい相手にも向けてしまうものなのかもしれない。

そして、僕も改めて思った。

人にかける最初の一言って、けっこう大きい。
その一言で、その人の意識をどこへ向けるかが決まってしまうこともある。

「体調悪いですか?」と聞かれれば、
自分でも気づいていなかった不調を探し始めてしまう。

でも、もし「今日も元気そうだね」と言われたらどうだろう?

「あれ、そういえば今日は調子がいいかも。」

そんなふうに、自分の意識は健康なほうへ向くかもしれない。

もちろん、無理に元気なふりをする必要はないけれど。

でも、人の言葉には、相手の意識を向ける方向を変える力がある。

だったら僕は、相手の不安を探す言葉よりも、

「今日も元気そうだね」。
って、
そんな一言を、自然にかけられる人でありたい。


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