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去年一昨年くらいからだろうか、とくに、
スマホを見ていて、
ウェブサイトの広告がウザすぎる。

画面をスクロールしようと思って、
うかつにも触れてしまうと、
すぐに別窓が立ち上がって、広告のサイトに切り替わる。

チッ、ったく…めんどくせえなこれ、
なんて思いながら、
その興味のないサイトを閉じる。

また元のサイトに戻ってスクロールしようとするが、
また別の広告に捕まる。

こうやってまったく興味もないのに、
いくつかのサイトを意思に反して開いてしまうことになったりする。

これって、イライラしてなんだよっ💢
って不快に思うだけで、
内容を見ようとも思わない。

広告としての効果がないような気がするのだけど…

良い印象を持てないばかりか、
悪印象を持たれる可能性だってある。

もちろん、そういう広告の出し方にも理由があるのだろう。

僕が一回でも開けば、
それで数字がひとつ増えるのかもしれないし、
何千人、何万人のうちの何人かが、
そのまま商品を買うのかもしれない。

だから結果としては、
効果があるということなのだろう。

ただ、利用する側としては、
なんだか不思議な気分になる。

「見てもらう」ための広告なのに、
見られないように閉じられる。

「興味を持ってもらう」ための広告なのに、
興味を失わせる方向に働いているようにも見える。

昔は店先の看板だとか、
新聞の折り込みチラシだとか、
見たい人が見るものだったような気がする。

今はもう、
広告のほうからこちらを捕まえに来る。

それも「どうですか?」ではなく、
「ほら見ろ」と言わんばかりの勢いで。

たぶん広告も大変なのだろう。

世の中には情報があふれていて、
普通に置いておくだけでは誰にも気づいてもらえない。

だから声も大きくなるし、
肩も叩くし、
服の裾まで引っ張りたくなる。

でも、あまり強く引っ張られると、
人は振り向くより先に、
手を振り払いたくなるのかもしれない。

そんなことを思いながら、
今日も僕は、
間違って開いてしまった広告の「×」印を探している。


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