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僕は仕事柄、
車で移動することが多い。

自分の車だったり、
客先の車だったり。

高速道路を走ることも珍しくない。

そうなると、
いろんな運転に出くわす。

まぁ、
世の中にはいろんな人がいるもので…

無茶な追い越しをする人もいるし、
車間距離を詰めてくる人もいる。

そういうのはもう、
ある意味で諦めている。

「そういう輩なんだろうな…」
と思うしかない。

こちらがムキになったところで、
危険が増すだけで、
いいことなどひとつもない。

事故にならないように、
距離を取る。

たぶんそれが一番賢明だ。

ただ、
どうにも引っかかることがある。

強引な車線変更だ。

別に、
車線変更そのものが悪いと言いたいわけではない。

走っていれば、
「今入らないと出口に間に合わない」
みたいな場面もあるだろう。

こちらだって、
似たようなことをしたことがないとは言えない。

だから、
多少強引だったとしても、
そこはお互いさまなのだと思う。

でもね。

そのあとに、
ハザード、一回、
チカッ。

これがあるのとないのとでは、
ずいぶん違う。

たった一回。

時間にしたら一秒もない。

でも、
その一秒があると、

「あぁ、急いでたんだな」

で終わる。

ところが、
何事もなかったような顔で、
スッと前に入られると、

「んだよコイツ💢」
となる。

不思議なものだ。

車線変更そのものより、
そのあとの態度に腹が立つ。

考えてみると、
これは車の運転に限った話じゃないのかもしれない。

人って案外、
損をしたことよりも、
「当たり前みたいな顔をされたこと」
に反応する。

少しぶつかったときの「ごめん」。

手間をかけたときの「ありがとう」。

そんなひと言や、
ちょっとした仕草。

それがあるだけで、
同じ出来事なのに受け取り方が変わる。

車のハザードも、
たぶん同じだ。

法律でもないし、
義務でもない。

やらなくても走れる。

でも、
やることで摩擦が減る。

たった一回のチカチカで、
見知らぬ誰かの怒りを消せるのだから、
なかなか安い買い物だと思うのだけど😅
どうかな…

まぁ、
そう思わない人もいるのだろう。

だから今日も、
高速道路のどこかで、

「んだよコイツ💢」
と、
「まぁいいか」
が、
ハザード一回分の差で生まれているのだ。

ちょっとした気遣い、
心がけたいもの。

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