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歩いていると、
たまに「おっ」と思う人とすれ違うことがある。

今日、コンビニへ向かう途中で見かけた女性もそうだった。

最初に目に入ったのは、
真っ白なタイツ。

その次に目がいったのが、
膝小僧だった。

なんて言えばいいのだろう。
年齢って、
顔より先に、
膝に出ることがある。

その人は、
いわゆるロリータファッションという感じの服装で、日傘を差して歩いていた。

距離が近づくにつれて、
年齢もなんとなく見えてくる。

たぶん40代後半、
あるいは50代だろうか。

正直、
「おぉ、すごいな。」
と思った。

勇気がある。
とも。

世の中って、
年齢に応じた格好とか、
“そろそろ落ち着いた服を”
みたいな空気が普通に漂っている。

まぁ、
誰も口には出さないけれど。

でも、
その人は、
そんな空気を横目に、
自分の好きなものを堂々と着て歩いていた。

たぶん、
変な目で見られることもあるのだと思う。

陰で何か言われることも、
あるのかもしれない。

それでも、
好きな服を着る。

それって、
簡単そうで、
なかなかできないもの。

僕も、わりと派手だったり、
好きな服装をしているが、
それでも全体的にみれば無難な方へ寄せてしまうことが多いから。

だから、
すごいなぁ、と思ったのだった。

似合っているかどうか、
年齢に合っているかどうか、
そういう話を超えたところで。


「自分はこれが好きなんだ」
を、ちゃんと持って歩いている感じがして。

誰に許可を取るでもなく、
年齢に言い訳するでもなく。

ああいうのは、
ちょっと眩しい。

いいなって思った。

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