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言い方、表現の仕方は人それぞれだよね…
って話。

今朝、情報番組を観ていたら、
宝塚音楽学校の受験生に密着した番組の予告がされているのを見かけて、
昔のことを、なんとなく思い出した。

「あの宝塚か…」


当時、僕は技術者チームのリーダーのような立場にいて、
各社から来ている派遣の人たちと一緒に仕事をしていた。

中には高校を出たばかりの子もいて、
仕事だけじゃなくて、
社会人としてのことも、少しずつ伝えていくような感じだった。

僕より先輩の女子社員で、
宝塚の熱烈ファンを公言していたSさんがいた。
全国の公演を飛び回るような、
いまで言うところの「推し活」全開な人というところか。

ある日、
社会人としても新人の子が、
なにかの話しのきっかけでこう言った。

「宝塚って、なんですか?」

まぁ、ただ知らないだけで、
特に深い意味はない。

そのとき、近くにいた彼の派遣会社先輩のAが、
間に入るようにしてこう言った。

「あんなのは、まぁ、女歌舞伎とか西洋歌舞伎みたいなもんよ!」

歌舞伎は男の世界。
女の役も男がこなす、女形。
その逆パターンってわけだな。
それに「和」な歌舞伎に対して、
洋装でビシッと決めてる宝塚は「洋」ということか。

なるほど、とは思った。
説明としては早いし、
場をつなぐ感じもあった。

ただ、そのやり取りを、
たまたま通りかかったSさんが聞いていた。

空気が、すっと冷たくなった😅

はっきりとわかる。

Aは、わかりやすく後輩に説明をしただけ。
Sさんは、自分が心血を注ぐように大好きな宝塚を雑に扱われたと感じたのだろう。
烈火のごとく怒りだした😱


どちらがどう、
という話でもない気もするのだけど、
そのあいだに、だいぶズレがあったのだと思う。

言葉って、
言った内容よりも、
どういう感じで置かれたか、のほうが、
あとに残ることがある。

何かにたとえると、
わかりやすくはなるのだけど、
そのぶん、どこかが抜ける。

その抜けたところに、
その人にとって大事なものがあったりすると、
ヘタをすれば、致命傷になることもある💦

とはいえ、
全部をうまく言えるわけでもないし、
気をつけていても、
引っかかるときは引っかかる。

まぁ、そういうものなのだと思う。

言い方も、表現も、
人それぞれでしかないし。


ただ、ひとつだけ思うのは、
言葉って、
思っている順番では届いていないのかもしれない、ということ。
どう触れたかは、
言った側じゃなくて、
受け取った側に残る。

だから難しいのだけど。

まぁ、それでも使うしかないしね。


言葉って、
ちゃんと届く前に、
もう何かを触ってしまっている気がする。

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