今日もこのブログを訪問して下さりありがとうございます!

88_31   このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、迷惑メールが爆増している。
なんとも腹が立つ。

送信者は「配送サービスセンター」だとか、
「物流サポート係」とか、
そんな感じの名称で、
「お荷物のお届け通知」なんてタイトルで来る。

内容はこんな感じ。

お客様

ささやかな品を1つ、明日届ける予定でございます。
"宅配ボックス指定"の設定は、配送状況の確認画面より変更いただけます。
担当配達員から電話(050-13**-11**)またはテキストメッセージで事前にご連絡する場合がございます。アマゾン便の配達時間帯は7:00〜22:00でございます。

配送業者:アマゾン

お問い合わせ番号:926630210585
お届け状況を見る [リンク先へ]

だとさ。

“宅配ボックス指定”だとか、
お問い合わせ番号だとか、
いかにもそれらしい体裁は整っているのだけど、
どこか全体に漂う、軽薄さ。

バーカ。
こんな稚拙な文言で、僕をだませるとでも思ったのか。

思わず、そんな言葉が頭の中に浮かぶ。

「オレをみくびるんじゃねぇよ」

実際に声に出したわけじゃない。

なんだろうな、これ。
怒りというほどでもないし、
かといって笑い飛ばすほどでもない。

どちらかというと、
軽く小馬鹿にされたような、
そんな感触に近い。

もう少し、こう、なんというか。
だます側としての“技巧的努力”みたいなものはないのか、と。

少なくとも「だまそうとしている気配」くらいは、
もう少し濃くあってもいいんじゃないか、と思ってしまう。

雑なんだよね。
全体的に。

もちろん、巧妙すぎるのもそれはそれで怖い。
見抜けないものは、ただ通り過ぎてしまうから。

そういう意味では、
このくらいの雑さに救われている、
とも言えるのだけど…

ただ、今回引っかかったのは、
“騙されなかったこと”ではなくて、
“こんなもので騙せると思われていること”のほうだった。

人は、他人をどう見積もるのか。
そして、その見積もりはどこから来るのか。

たぶん、こういう詐欺の文面って、
個人を見ているわけじゃなくて、
平均とか、確率とか、
そういう“ぼんやりした人間像”に向けて投げられている。

だから僕に届いたそれも、
「僕」を見て書かれたものではないのだとは思う。

わかってはいる。
わかってはいるのだけど、
それでも、どうしても引っかかる。

人は、自分が思っている以上に、
“見くびられること”
に敏感なのかもしれない。

逆に言えば、
ヘンな言い方にはなるが、
「ちゃんと見られている」という感覚は、
それだけで少し安心を伴うものなのだろう。

詐欺に誠実さを求めるのは、さすがに筋が違うけれど…
でも、あの雑さに感じた違和感の正体は、
単なる警戒心だけではなかった気がする。

たぶんこれは、
関係が一切ないこと、
への違和感なんだと思う。

こちらのことを何も知らず、
知ろうともせず、
ただ数として扱われる。

その単純さが、
あの短いメッセージの中にくっきりと滲んでいた。

まぁ、用心に越したことはない。
それは間違いないのだけど。

それとは別に、
こういう場面でふと浮かぶ感情のほうにも、
少しだけ目を向けておきたい気もしている。

自分がどう扱われていると感じたのか。
その感覚のほうに、
案外、その人らしさが出るのかもしれないから。

===========================================
よろしければ応援のワンクリック!をお願い致します!

88_31   このエントリーをはてなブックマークに追加
===========================================