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職場の同じ部署の後輩の話、
まぁ、新人と言えば新人なのだが、
半年以上は勤務しているので、
一人前、新人と呼ぶにはどうか…
そんな感じの彼。
言葉遣いは丁寧、
間違いをすればちゃんと謝り、
言い訳しない。
社会人としてのマナー、
礼儀もちゃんとわきまえている、
大方の評価は良好。
いわゆるデキたやつと受け止められている。
しかし、うがった観かたが癖なのか、
僕の目には、
どうしても「いい子ちゃん」を気取っているように思えてならない。
表向きを取り繕っている、
また同時にバリアを張っているようにも見える、そんな彼だ。
たぶん、悪いやつではないのだと思う。
ただ、どこかで、理解していないことを、
理解したことにしているような、
そんな感じもしている。
「これは絶対やっちゃだめだよ。」
さらに、
なぜなら、ああで、こうで…
こういうトラブルが起きてしまう可能性があるので、だめなの。
と、
ちゃんと理由も、そして、どれぐらいやばいことになるのかも説明した。
これは僕からだけではなく、
他の同僚からも説明をしている話。
しかし、やらかした、今日…
その、
絶対にこれやっちゃだめだよ、
ということをだ。
僕がそのやらかしに気づいて、指摘するも、
もう、即座に、
「すいませんでした、申し訳ございません。」
そして、言い訳をしない。
ここだけ見れば、たしかにちゃんとしている。
のだけど、どうにも引っかかる。
少し聞いてみた。
謝るのはいいんだけどさ、
これ、どういう意味でダメだって理解してる?
少し、間があった。
うまく言葉が出てこない様子だった。
あぁ、と思った。
たぶん、元から分かっていないのだ。
正確に言えば、
「分かったことになっている」だけで、
中身までは腑に落とせていない。
だから、またやる。
そしてまた、きれいに謝る。
今回、僕が引っかかったのは、
「いい子ちゃんっぽいから」
ではなかったのだと思う。
分かった顔をして、
分かっていないまま同じことを繰り返すこと。
そこに対して、
少しずつ、信用が削れていく感じ。
今回は許さない。
このやらかし、
一度や二度じゃないのだから。
許すとか許さないとか、
そういう話でもないのかもしれないけれど、
仕事として、
ここまでは大丈夫で、
ここからは任せられない、という線引き。
それが、少しだけ、はっきりした、
そんな出来事だった。
そして、ふと思う。
「分かる」というのは、
誰に向けた言葉なのだろうか、と。
怒られないために「分かりました」と言うのか、
それとも、自分の中で納得するために「分かる」のか。
その違いは、外からは見えない。
だけど、積み重なった結果だけは、
ごまかしが効かない。
理解しているふりは、
一度や二度なら通るのかもしれない。
でも、繰り返したとき、
それはもう“態度”として残ってしまう。
そして、その態度が、
少しずつ、関係の距離を決めていく。
「いい子」でいることと、
「信頼されること」は、
似ているようでいて、たぶん違う。
そのあたりの境目を、
今日は、なんとなく見た気がした。
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職場の同じ部署の後輩の話、
まぁ、新人と言えば新人なのだが、
半年以上は勤務しているので、
一人前、新人と呼ぶにはどうか…
そんな感じの彼。
言葉遣いは丁寧、
間違いをすればちゃんと謝り、
言い訳しない。
社会人としてのマナー、
礼儀もちゃんとわきまえている、
大方の評価は良好。
いわゆるデキたやつと受け止められている。
しかし、うがった観かたが癖なのか、
僕の目には、
どうしても「いい子ちゃん」を気取っているように思えてならない。
表向きを取り繕っている、
また同時にバリアを張っているようにも見える、そんな彼だ。
たぶん、悪いやつではないのだと思う。
ただ、どこかで、理解していないことを、
理解したことにしているような、
そんな感じもしている。
「これは絶対やっちゃだめだよ。」
さらに、
なぜなら、ああで、こうで…
こういうトラブルが起きてしまう可能性があるので、だめなの。
と、
ちゃんと理由も、そして、どれぐらいやばいことになるのかも説明した。
これは僕からだけではなく、
他の同僚からも説明をしている話。
しかし、やらかした、今日…
その、
絶対にこれやっちゃだめだよ、
ということをだ。
僕がそのやらかしに気づいて、指摘するも、
もう、即座に、
「すいませんでした、申し訳ございません。」
そして、言い訳をしない。
ここだけ見れば、たしかにちゃんとしている。
のだけど、どうにも引っかかる。
少し聞いてみた。
謝るのはいいんだけどさ、
これ、どういう意味でダメだって理解してる?
少し、間があった。
うまく言葉が出てこない様子だった。
あぁ、と思った。
たぶん、元から分かっていないのだ。
正確に言えば、
「分かったことになっている」だけで、
中身までは腑に落とせていない。
だから、またやる。
そしてまた、きれいに謝る。
今回、僕が引っかかったのは、
「いい子ちゃんっぽいから」
ではなかったのだと思う。
分かった顔をして、
分かっていないまま同じことを繰り返すこと。
そこに対して、
少しずつ、信用が削れていく感じ。
今回は許さない。
このやらかし、
一度や二度じゃないのだから。
許すとか許さないとか、
そういう話でもないのかもしれないけれど、
仕事として、
ここまでは大丈夫で、
ここからは任せられない、という線引き。
それが、少しだけ、はっきりした、
そんな出来事だった。
そして、ふと思う。
「分かる」というのは、
誰に向けた言葉なのだろうか、と。
怒られないために「分かりました」と言うのか、
それとも、自分の中で納得するために「分かる」のか。
その違いは、外からは見えない。
だけど、積み重なった結果だけは、
ごまかしが効かない。
理解しているふりは、
一度や二度なら通るのかもしれない。
でも、繰り返したとき、
それはもう“態度”として残ってしまう。
そして、その態度が、
少しずつ、関係の距離を決めていく。
「いい子」でいることと、
「信頼されること」は、
似ているようでいて、たぶん違う。
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