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来年の干支は午年で、
そして「ひのえうま」

漢字で書くと丙午。
あまり肯定的な捉え方をされない様を見てきた世代だからだろうか、
なんとなく近寄りがたい言葉だ。

僕のすぐ上の先輩たちは、その丙午生まれだった。
だから人数が少ない、という話は当たり前の前提としてあった。

僕が通っていた中学でもそれははっきりしていて、僕らの代は4クラス、ひとつ上は3クラス。
しかも、1クラスあたりの人数も少なかった。

理由は迷信?だ。
「丙午の女は気が強い」
「男を食い潰す」
「家系を絶やす」
なんていうもの。

でも、どうだろう? 

この60年を通して、
もう立証できたのではないだろうか。
少なくとも、統計としても、事実としても。

家庭が壊れる理由はいくらでも説明できるようになった。
経済、価値観、働き方。
丙午である必然性は、どこにもない。

それでも、この言葉だけは生き残った。
たぶん、考えなくて済むからだ。
生まれ年のせいにすれば、誰も深く考えなくていい。

そして、ふと思う。
この少子化の時代に、
また似たような空気が生まれたりはしないのだろうか、と。

言葉や顔には出さないが、
意外と世の中一般では迷信とされることを信じている人は少なくない、
と僕は思っている。

巡ってくる丙午が、
結果として、ほんの少しでも出生数に影を落とす。
そんなことが、まさか?🤔
と思いつつ、頭をよぎる。

人数の少なかった、ひとつ上の学年。
そこにいたのは、誰かを食い潰す人でも、
家を滅ぼす人でもなかった。

ただの人だった。
たぶん…😅

来年、また丙午が巡ってくる。
大騒ぎにはならないだろう。
それでも、どこかで少し身構える人はいる。

迷信は、否定されて消えるのではなくて、
忘れられて、ようやく消える。

今回は、どうなるだろう。
とりたててなにか言うから、おかしな話にもなってくるのだ。
静かに、それを見ていればいい、
そんな気がしている。

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