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いちばん身近に「過去」をみる方法は?
って、言われたとしたら、
「なに?」って思うよね。

それは、
星空を見上げること、
なんだって。

そうか…

まぁ、光の速さをもってしても何万年という歳月をかけてこの目に届く、あの無数の光点で作られている星空は、
つまり過去の光を見ているわけね。

星空が「過去」を映しているという事実は、
単なる天文学の話にとどまらず、
僕らの時間感覚そのものを揺さぶってくる。

目の前にあるものが、必ずしも「いま」を示しているとは限らない…
というあたり前のようで見過ごしがちな前提を思い出させる。

考えてみれば、僕らが理解している出来事のほとんども、後になってようやく輪郭が見えてきたりするものだ。
その瞬間に起きたと思っていたことも、実際にはもっと前から動いていたり、別の要因が積み重なっていたりすることもある。

つまり、僕らは「現在」を生きているつもりで、いつも少しだけ遅れた理解の上に立っているとも言えるだろう。

結局のところ、僕らが捉えている「いま」とは、その程度の精度なのかもしれない。

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