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「日本人は勤勉だ」
外国では、わりと当たり前のように、日本人観についてそんな言われ方をする。
まぁ、そういう一面は、たしかにあるのだと思う。
でも、勤勉じゃない日本人だっている。
たぶん、僕もその中に入る😅
もし、そういう日本人に出会ったら、
「日本人のくせに」
なんて言葉が、頭をよぎる人もいるのかもしれない。
それは評価というより、
昔から刷り込まれてきた
ステレオタイプに、
現実を無理やり合わせようとする感じに近いのかも。
「◯◯のくせに…」
この言い回しで、ふと思い出すのが、
ジャイアンの
「のび太のくせに生意気だぞ!」
という、あの決まり文句だ。
あれは子ども向けの漫画だけど、
やっていることは、わりと本質的だ。
立場が上だと思い込んでいる側が、
目論んだ役割からはみ出した相手を、
言葉ひとつで押し戻そうとする。
今の時代は、昔に比べれば、だいぶ緩くなった。
少なくとも、
「日本男児ともあろうものが…」
なんて言葉を、頭ごなしに浴びる場面は減っただろう。
でも、そう言われて育ってきた世代は、
正直、きつかっただろうなと思う。
弱音を吐けば、男のくせに。
立ち止まれば、情けない。
黙って耐えるのが、大人だと教えられてきた。
時代は変わった。
ただ、その言葉たちは、
外から消えただけで、
身体のどこかには、まだ残っている気もする。
だからやっかいなのは、
「◯◯のくせに」という言葉が、
誰かの声であると同時に、
いつの間にか、
自分の中から出てくることだ。
分類して、納得して、
分かったつもりになる。
まぁ、僕自身も、
知らないうちに、
そうやって誰かを見ているのかもしれない。
だからせめて、
その言葉が浮かんだときくらいは、
一呼吸おいて、
本当に見ているのは誰なのか、
自分に聞いてみてもいいのかもしれない。
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