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何かに対抗している。
そんなふうに、自分を観察することがある。

嫌な出来事とか、納得できない現実とか。
それに向かって「いやだ、違う」と突っぱねる。
まぁ、人間だから誰しもそういうことはある。

でも、最終的には受け入れるしかない場面も多い。
そのときに思うのだ。

「抵抗をやめる」と「抵抗しないようにする」
これは似ているようで、まるで別物だと。

抵抗をやめる、というのは、力がふっと抜けるような感覚に近い。
もはや握りしめる必要がなくなったから、自然と手が開く。
そこには少しの安らぎさえある。
もう我慢しなくていい、という安堵感みたいな…

一方で、抵抗しないようにする、
というのはどうだろう。
まだ手のひらに力を込めたまま、必死に動かさないよう我慢しているようなもの。
「抵抗しない」という形を保つこと自体が、
すでに抵抗の延長線上にある。
だから苦しい。

受け入れるとは、たぶん前者のほうだ。
やめることで、初めて空間がひらける。
心が勝手に呼吸を始める。

突き詰めれば、受け入れるって「しない努力」じゃなくて、「もう要らない」と思えるところまで抵抗を尽くしたあとに訪れるのかもしれない。

それを自然に認められるかどうか。
それが、自分にとっての分かれ道なのだろう。
そして、気づけば、
思うのだ。

でも、結局のところ、
行きつくところは、
「なるようになる…」
というところなのだ。

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