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日曜日の夜のこと、

仕事からの帰り道、
我が家の近くの公園の前を通って帰宅するのだけど、

いきなり声をかけられた。
「こんばんは…すみません…」って、

えっ?何だろ?
と思いながら声をかけられた方向を向くと、
そうだな、
50代くらいにみえる女性だった。

ちなみに時間は22:10過ぎだった。

場所的に、時間的に、
何かあったのかな?なんて頭をよぎった瞬間に、
女性が手にしているものが目に入った。

某カルト教団の会報誌を抱えて、
その宗教への勧誘をしているのだ。

これまでにも僕は、
「地獄に堕ちる」だの、
「地震で死ぬ」だの、
このカルトに散々いやな思いをさせられてきている。

あぁ、、、
そうなんだ。
こんな時間に?

だれが耳を貸すというのだ?
それも承知の上、なのだろうか。

やりたくてやっているわけでもなかろうに…
あるいは修行の一環なのか?
ノルマ的なものなのか?
こんな時間に勧誘せねばならない生活なのか…
僕にはわからないが…

自分の中にあの宗教を踏み込ませたくなかったし、何より、もう関わりたくなかった。
なので、立ち止まる気にはなれなかった、
そして相手にせずに無視した。

きっと僕だけがした対応ではなかったろう、
どれくらいの人にされたかな…
なんて、少しだけ気になった。

どこまで本気で信じてるんだろう、とか、
ほんとは帰りたかったんじゃないか、とか。

この人も、何の因果か、
エラいものを信じちゃったものだなぁ、
って。

なんとも気の毒に思ったね。

そう思っても、
振り返りはしなかったけどね。

本当に、僕には関係のない話だし、
他人の信心に立ち入るつもりもないんだけど、
本当に、
“信じるものは救われる”
のだろうか?

救われたくて信じるのか、
信じたいから救われたことにするのか…
どちらなのか、僕にはわからなかった。

複雑な思いで帰宅したのだった。

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