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今日は家事仕事に精を出す…

といっても、
義理の父の会社清算にかかわる仕事だ。

事務所が、書類や絶対に目を通すはずもない積年の雑誌類、書籍の山、山、山…
ほぼ体の良いゴミ屋敷となっていて、
要るもの要らないものの振り分けに1か月を費やし、

ようやく今日、
依頼した不用品回収業者さんの作業が始まる。
あまりにも量が多いため1日では片付かず、
また月曜日にの頃の処理をするという、
専門の業者さんも手こずるくらいの量なのだ。

よくも溜めたり…
僕も、“捨てられない”タチではあるが、
そんな僕でも感心してしまうし、
人の振り見て我が振り直せ、ではないが、
自分はこうなってはいけないぞ…と決意を促されるくらいの反面教師っぷりで…

だけど、
今日の日までには、
相見積もりを各社から取り、
業者選定から日程調整まで、
そんなもろもろの前準備を経て、
こぎ着けた今日、
先々の展開もある程度はめどがつくようになって、
正直嬉しい。

まだ会社を完全にたたむのには最後までこぎ着けてはいないが、
9割方というところかな、大分見通しが立ってきた。

これまでは、
暗中模索と言おうか、
先が見えない状態を闇雲に、
後どれくらい頑張れば先が見えるのだろうか?なんて、
やってきたものだから、
それは氣分的にも重く、ネガティブだったわけで…

さらに、作業をやってもらっている間、
中抜けして義父のお見舞いにも行ってきたが、
義父の認知症レベルはさらに進行、
本人は自分の会社のことなど頭の中には微塵もないだろう。

ある意味、
未練たらしくあれこれ言われるよりも、
そこはやりやすい、のかも…

「先の見通しが立つ」ということは、
こんなに爽快な気分になるものなのかと、
あらためて、
深い呼吸ができる感触を味わっているところだ。

とはいえ、
ここまで片づいてくると、
ただ「しんどい」「めんどくさい」だけだった作業にも、
どこか、しんとした気配が漂いはじめるもので。

もう誰もいない事務所の隅っこに、
書きかけの帳簿とか、古びたメモ書きとかが出てくると、
なんというかな、
ちょっとだけ、時間の名残りみたいなものを感じてしまう。

僕にとっては他人事でも、
義父にとっては確かに心血を注いだ「営み」があったわけで、
それをこうして終わらせていく作業には、
やっぱり静かな重さがあるな…と、

それでも手は止められない。
感傷に浸るのは、少し横に置いておいて、
もうちょっと、先まで。
あと一息。

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