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さて、
シリーズで綴っている記事、
これが3話目。

母方のばあちゃんから、
僕がこどもの頃に聞いたちょっと不思議な話を、
今日も綴ってみようかと思うのだ。

大きな目、ただ…

ばあちゃんが若かりし頃の話。

当時は子供を産むといえば、
大抵はみな自宅出産。

お産婆さんが取り上げる。
いまのように助産師というような資格もあったのかなかったのか?
そのへん知らないけれど…

そして近所の奥さん達が総出でお手伝い。

産まれれば、
近隣に報じられ、
みな近所の人たちが赤ちゃんを見に訪れたらしい。

そんな時にはみな喜びの笑顔を見せるのだ。

がしかし…

ある家で子供が産まれたことを知ったばあちゃんは、
出かけようと準備を整え、
家をでるとすぐ、
今しがた赤ちゃんを見てきた帰りだという知り合いに会ったそう、

ばあちゃんは「産まれたんですってね○○さんち」
これからその家に行く旨伝えたのだそうだ。

すると、その知り合いが言った話はこうだったという。

「ひどく居心地の良くない雰囲気だったよ。」
と。

さらに…
「赤ちゃん見ようと思って、行ってきたのよ」
「そしたら…その家の姑さんが暗い顔してお茶飲んでいてね…」

「赤ちゃんは?」ときくと。
「あ、そこだよ」と指さした。
そのさきにはカゴの中に入って布を被せられた赤ちゃんが。

そして
「死んでるよ。」
と言われたのだそうだ。

それでも見てみろというので、
そこでその知り合いは死んだ赤ちゃんを見てきたのだそうだ😒

掛けられたその布の下の赤ちゃんを見て飛びあがったという。
なんと、一つ目小僧だったのだという。

さらにその知り合いは、
ばあちゃんに言った。

「ほんとうに額の真ん中に大きな目が一つあってね…」
「見たかったら見てきてみなさいよ。」

そう言われたばあちゃんだが、
見たいとも思わなかったそう、
気味が悪くなり、
行かずにそのまま家に引き返したのだそうだ。

その後に聞かされた話では、
赤ちゃんは生まれたあとも生きていたらしいが。
どうやら姑さんが…
この先は書かないけれど想像するとおりのことらしい。

当時まだ見世物小屋などもあった時代、
生きていれば生きていたで、
どんな運命をたどったか分からないなぁ、
なんて思いつつ…

そういう話は、
昔はよくあったらしい。

いまは多くは病院出産だから、
奇形出産は母親のショックを考えて適当な理由を付けて闇のなかにうやむやにしてしまう、
というようなことも聞いたことがある。

妖怪でなく、
一つ目小僧はいるんだね。

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