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GW2日目の東京、
午前中からすでに暑い🥵
今日の最高気温は予報では30度にもなるという💦

そんな中、
僕は仕事です…

さて、

天国の小噺、
「あのよー」
で終わるという、
くだらないのがあったな😅
なんて…

昨日から綴っている、
僕の母方のばあちゃんから、
僕がこどもの頃に聞いたちょっと不思議な話を今日も綴ってみようかと思う。

あの世を見てきた話

僕のばあちゃんは明治後期の生まれ、

そんなばあちゃんのさらにばあちゃん、
つまり僕からすると、
ひいひいばあちゃん(高祖母というらしい)は、
名を「なか」といい、
おそらくは江戸時代の生まれであったろうと推測できる。

このなかばあちゃん、
なんと一度死んで生き返った人なのだ。


その時の話。

なかばあちゃんは、
当時幼かった僕のばあちゃんに、
「あのな、あの世っていうのは本当にあるんだよ。」
って、

こんな話をしてくれたそう…

(なか)ばあちゃんが死んだとき、
気がついたら真っ暗な場所にいたんだ。
足下はびしょびしょに濡れていて…

暗闇なうえ、
とても気持ち悪かったんだけど、
どうしてだか体はすーっと滑るように動いていくんだ。

ただただ暗闇の中を移動して、
そうしているうちに、
行先そのかなた先に、
本当に針の先で空けたかのような小さな粒のような光がみえたんだ。

その光を見つけた途端にどうしてもそこに向かいたくなって、
そこを目指したんだ。

するとどんどんと身体がその光のほうに向かっていって…
ついには吸い出されるように放り出されて、
明るいなんてものじゃないほどの光の中にいたんだよ。

そのときは光に目が眩んで、
しばらくはあたりが見えなかったんだけど、
そこには一面の花畑が広がっていたんだよ。
その光景たるや、
言葉では言い表せないくらいに、
とてもきれいでねぇ…

どれくらいそこで過ごしたか。

その花畑を進んでいくと、
大きな、そして、未だかつて見たこともないようなきらきら輝くようにきれいな川があったんだよ。

その川をとにかく向こう岸に渡らなければいけないような気に駆られてね。


そして、その川の畔に立ったとき、
大きな声で、
それも聞き覚えのある声がしたんだよ。

「なかーっ、こっちぃ来ちゃなんねー」
「おめぇはまだきちゃなんねー」
「かえれー」

という声でね。

見ると、なかばあちゃんのお母さんが川の対岸にいて、
大声で自分に言っていたのだという。


それも、なかばあちゃんのお母さんの亡くなったときに棺桶の中に入れた羽織を手に持ち、
それを上下に振っているのを見たのだそう、
そして「ブワッブワッ」と音までしていたという。

そういわれてもな…
「どこに帰ればいいんだろうか?」と思った瞬間に、

我に返り、
目が覚め、
この世に戻ったのだった。

つまりこうして三途の川まで行って、
渡ることはなかった。
あの世の入り口から生き返ったのだった。

こういう話、
臨死体験エピソードの定番、
みたいなものかもしれないので、
ほかにも似たような話を聞いたことがあるんじゃないかと思うが、
内容がみな共通しているだけに僕は、
人は本当にそういう経験をしてあの世というところに旅立つのではないかと思っている。


さて、この生き返りの話の何年後なのか十数年後なのか定かではないが…
このなかばあちゃんが本当に死をむかえた時の話。

なかばあちゃんは風邪から体調が思わしくなく、
二日ばかり布団に伏してしていたそうだ。
息子が様子をうかがいにばあちゃんに声をかけた。
「なにかしてほしいことはあるかい?」と。


すると、なかばあちゃんは「ご飯も食べたし要るものはないんだけど。」
「ほう、じゃ何かほかに?」

「んー、私はこれから死にますから、お剃刀であたまを剃(す)っておくれよ。」
(当時の風習?なのか、亡くなった後に髪の毛を全て剃ってしまうのだそうで…
意図としては、これから死ぬのに予め剃っておこうと思ったんでしょうかね。)

「えっ!なにを言うの。」
「母さん変なこと言わないでおくれよ。そんなことできないよ。」
と息子は言い、頼みを渋ったが、なかばあちゃんは頑なに言い張ってきかなかったという。

息子は渋々、
仕方なくなかばあちゃんの言いつけのとおり、
剃刀で頭をきれいに剃ってあげたのだそうだ。

「ありがとうよ。」
「じゃ、ちょっと身体を起こしたいから腕を貸しておくれよ。」
と、なかばあちゃんは息子に頼んだ。

「はいよっ」と腕を貸し、
なかばあちゃんを起こそうと思った瞬間、
ばあちゃんの全身の力が抜けて倒れてしまったのだった。

これがなかばあちゃんの、本当の最期の時だったという。

ぼくのばあちゃんである、
てるばあちゃんは「私のおばあさんは変わった人でね、
『これから死にますから』といって死んだ人なんだよ。」
といってこの話をしてくれていたっけ。

子供の頃に聞いた、死後の世界。
「それが話に聞く花畑に川(三途の川)か…、
やっぱりあるのかー」ってね。

三途の川の向こう岸まで行って、
戻ってきた人はいない、
そんな話も聞く、

いまでも鮮明に記憶に残っている。

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