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かなり有名だから、
知っている人も多いかと思うけど、
手話で人間とコミュニケーションが取れるゴリラの話。

簡単に概略をまとめてみるが、
1971年7月にアメリカでメスのローランドゴリラが生まれた。愛称をココといった。
彼女が3歳の時に、とある病気にかかったことがきっかけで、動物学者のペニーさんと出会い、
人間とゴリラの間で手話でのコミニケーションが取れないかと、史上初の興味深い実験がスタート。
ココは大人になるまでに1000個以上の手話のジェスチャー、2000語とも言われる言葉を覚え、人間の言葉をほぼ完璧に理解していたという。
もちろん覚えた手話を使い自分からコミニケーションも取れるという。

そんなゴリラとのコミュニケーション史上、希に見る存在のココ。

彼女には
いくつものエピソードがあるが、
その中でも死についてはじめてふれたもの。

ココは、ペニーさんが読み聞かせをしてくれていたお気に入りの絵本の主人公の子猫にとても興味を持っていて、普段から猫が大好きだと語っていたといい、
ある日ココは子猫を誕生日プレゼントにねだったのだと。
最初は猫のぬいぐるみをプレゼントしたのだけど気に入ってはもらえず、納得しなかったので、
本物の生きている子猫を渡すと、
それはそれは可愛がり、デリケートな存在を優しく扱ったそうだ。
しかし猫と出会ってから1年ほど経ったある日のこと、猫が檻から出てしまいそのまま車にはねられ、残念なことに亡くなってしまった。
別れ、子猫の死を理解したココは、
自ら、「ココ、悲しい、残念、猫は、眠った。」と心の内を伝えてきたのだそうだ。
そして何日ものあいだ、
ひとりのときには悲しみ泣き続けたのだそうだ。

動物とのコミュニケーションって、
ふれあいの中で、というくらいしか考えられなかったし、もともと言葉でのコミニケーションが取れるなどという前提はなかったから、
きっとこうなんだろうな?という推測の域を出る事はなく、明確な動物の言葉としては、
きっと知りようもなかったのだろうけど…

僕は、
以前にもこのブログの記事で触れたこともあったが、
人間とは違い、動物には時間の概念もないし、
ということは昨日も明日もない。ただ永遠の今があるだけ…
人間のように過去の出来事についてあれこれ悔やんだり、先々を憂うことなどないのだろう、そんな動物の死生観とはどんなものなのだろうか?と時に考えることもあり、それについては興味があった。

ココは、
2018年に46才で亡くなったそう。

そして長年生活を共にしてきたペニーさんは、
ココとのつきあい中で忘れられない言葉があるのだという。

それは死について…

ペニーさんの問いにこう答えたのだという。

Q.死ぬ時は何を感じる?幸せ、悲しみ、恐怖?
ココ:眠る

Q:ゴリラは死ぬとどこに行くの?
ココ:苦労のない 穴に さようなら

ココは死の意味を把握できていたのではないか、おそらく恐怖を抱いていなかったのではないか。
ペニーさんはこれら言葉からそう感じたのだそうだ。

これって、動物の死生観について人間が知った最初の例なのではないだろうか。🤔

興味深いな、
苦労のない、穴に、って。
恐怖心を持っていたらこんな言葉使わないものね…

僕ら人間の中でも、
宗教による教えであるとか、もともとの持論、考えはそれぞれだとは思うけれど、
死についての恐怖が全くないか?
と問われれば、
多方は、全くないなどとは答えないだろう。

僕も同じくだ。

僕が死を経験するその時までに、
どんなふうにか考えが変わるかな?

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