なんだか不思議。

四十数年前の記憶が、
突如として蘇っちゃったんだ…
それもリアルで鮮明に😅

そして数十年の時を超えて、
心が痛くなっている自分がここにいる。

それは、
幼稚園児の時の話だ。

僕は組の中で一番背が小さかった。

あの当時って、
チビだとか、デブだとかって、
なんていうんだろう、
からかわれる対象というか、
いじめられる対象というか、
そんな対象になることが割と当たり前だった時代。

チビで、かつ氣が弱い方だった僕は、
いってみれば、
ターゲットど真ん中を行く
いじめられっ子。

そして組の中には、
いつも誰かを揶揄ったり、
何か嫌なことを言って泣かせたり、
ときに暴力行為をはたらく、
誰もがいじめっ子とレッテルを貼る、
Aくんがいた。

ある日の、
お弁当の時間、
母が作ってくれたお弁当を食べていたのだけど、
そのお弁当を見ていると、母がお弁当を作ってくれている姿を思い出し、
急に母のことを恋しく思い始めて…

まぁこの頃にはよくある子供のホームシックだよね😅
急に悲しくなってしまったのだった。

氣づかれないよう目に涙をためながらお弁当食べていたのだが、
そんな気分では、
やっぱりあまり食欲もなくなり、

お弁当を残した。

お弁当の後は、
お昼休みで、
それぞれ遊びの時間なのだけど、

依然ホームシックに陥っているぼくは、
部屋の片隅で膝を抱えながら、
ポロポロ涙を流していた。

そうすると何人かがそんなぼくの様子を見て、
「どうしたの?」
とかけ寄り聞いてきたので、
ぼくは、
「んーん、なんでもない」
と言ったのだけど、
「そうか、Aにいじめられたんだね?」
と言ってきた。

その時には、
お母さんが恋しくなって泣いてたんだよなんて言えなかったんだよね。

思わず、
コクリとうなずいてしまったぼく。

そしたら、彼ら…
楽しく遊んでいたAくんのもとにかけ寄り、
「またいじめて泣かせたのかよ!💢」
と数人でAくんを責めた。

「えー?やってないよー」
と否定するAくん。

さらに先生にも言いつけ、
やってきた先生にもいじめたのかと聞かれる。
必死に何度も否定するAくん。

正義の味方を自負する彼らは、
再度ぼくのもとに来て、
「Aにいじめられたんだよね?」
と念押しして聞いてきた。
もうこうなってくると違うとは言えなくなってきて…
またコクリ。

「ほら、先生、Aがやったんだって!」

無実の罪を着せられたAくんは、
必死に否定するも、
誰にも信じてもらえず…

ついにはAくんが泣き出してしまった。

でも誰もAくんに同情しなかった。
いじめた上に、罪を逃れようと、
やっていないと言い張る不届き者!
っていう感じで。

Aくんはその後、
不思議と、
そのことでぼくを詰問したり、
責めたりはしてこなかった。

いつものいじめは仕掛けてきたが😓

僕はあのことをAくんに謝らないまま、
卒園して今に至る。
彼は僕と違う小学校に入学したため、
あれ以来会っていない。

あの時はかわいそうなことをしてしまったな。

今更ながら、
Aくんには申し訳ないことをしたと、
思うとともに、
ちょっと心が痛い😣

Aくん、ごめんよー!
ほんとにごめんね。😥

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