昨日のこと、
目の前で泥棒する奴を見た。

弱い雨が降る中、
僕は近所にあるコンビニに買い物に行った。

店内に入る前に、
そのコンビニの入り口前にある商品棚の
商品を見ていたときのこと、

傘をささずに歩いてきた男性。

なにやらターゲット発見!
とばかりに方向を変え、
僕のいるコンビニのほうにやってくると、

おもむろに、
傘立てに立ててあった適当なビニール傘を、
躊躇なく、
スッと引き抜くと、
目の前の横断歩道を赤信号無視して、
そのまま足早に駅のほうに去って行った。

ほんの数秒のことで。

ちょっと呆気にとられた。


えっ?

堂々と、人目も気にしないで、
また当たり前のように盗っていったその所業に…

何とも言えない恐ろしさというか、
心がざわつく感じがしてならなかった。

盗人の心中はわからないけれども、

たかだかビニール傘?
とでも思ったのかな?

良心の呵責はないのだろうか?

盗んだものの価値の多寡にかかわらず、
立派な窃盗行為だ。

もちろんそのビニール傘だって、
今コンビニの中で買い物をしているお客さんのものなのだろうし、

そのお客さんも、
コンビニから出たときに自分の傘がなければ当然困るはず。

盗人だってそんなこと初めからわかってるはずだ。

僕も傘を盗られた経験はあるが、
あたりまえのことだけど、実に嫌な氣分になる。

仕方なく傘を買うか、
買えなければ濡れていかなければならない。

たかが傘一本なんだけどさ…

盗まれた側は、
多大な迷惑を被るだけではなく、
やりきれない氣持ちや、人間不信といった、
持ちたくもない感情を持たざるを得なくなる。

物質的なレベルで見れば、
数百円のものが盗まれただけなのかもしれない。

が…
人の心に不信感を持たせたり、
悲しい気持ちにさせるのは、

出来心?
小さな悪事だとたかを括ってやったこと?
とはいえ、

それは本人が想像する以上に罪なことなのだと思う。

他人のものを盗ってはいけません。

人としての最低限のモラルだぜ。

小さな悪事でも、
積み重ねていけば
やがて衣を重ねて着るように、膨らんでゆくのだと思う。
たいして悪いことだとも思わなくなっちゃうんじゃないのかな…
それは怖いことだよ。


ちなみに僕は、
目の前で見た窃盗場面を見て、
人への不信感が心に芽生えたのだろう、
思わず普段とは違う行動をとっていた。

僕は自分のさしていた傘を、
傘立てには立てずに
店内に持ち込んでいた。

あ、、、
僕の行動さえ、
あの盗人の影響を受けていたとは…😓

って思って、
またちょっと氣分わるかった。

いつも氣分良くいよう!って、
あらためて決意したばっかりなのにな…

でもね…
自分の中の、
あたりまえの正義を
あらためて認識できて良かった。

そう思うことにした。


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