たまに、取るに足らないどうでもいい昔の記憶が甦ることがある。

さっきふと思い出したこと。
僕が小学校1、2年生くらいの時だったかと思う。

近所のうどん屋の息子が、
2階の窓から路上にダイブし、
大怪我を負って救急車で運ばれた。

この文だけ読めば、もしかして自殺未遂?だったの?なんて思うかもしれないけど…

彼が救急車で運ばれたときの姿はというと、
首に風呂敷を巻き、腰にはおもちゃの変身ベルトが!
とくれば、もぅうすうすわかってくると思うけど。

そうそう。
彼は仮面ライダーになりきって、
「トォーッ」って叫びながら
華麗にライダージャンプをキメるはずだったのだが、意に反しそのまま路上に落下。😓

仮面ライダーのトレードマークの赤いマフラーの代わりに風呂敷っていうところがさらに昭和を感じさせるでしょ?

今の時代なら、
「そんな単純な子いるの…😅」
とか言われそうだけど、
昭和のこの時代、実際こういう話が結構あったのは確かなこと。

怪我ぐらいで済めば笑い話。
誰も他人のせい、仮面ライダーのせいなんかにしなかった。

日常生活の中で、子供の命を守るのは基本的に親の責任だよね。
だから自己責任というか、親の教育の問題くらいにとらえられていたのだろうかと思う。

でもその後だんだんと社会の風潮が変わってきたのだろう。

他人のせいにする誰かがいたのだろうか?
製作側が自主的に始めたのだろうか?それはわからないが…

「よい子のみんな、真似をするのはやめような!」みたいなことをそのヒーローが番組終わりに訴えかけるようになって、今では主流のテロップでの注意喚起みたいなものになっていった。

子供だから故の過ちであって、
大の大人がヒーローの真似して怪我するなんていうことはない。
子供向け番組などには注意喚起は必要なのだとは思う。

最近はその注意喚起やおことわりスーパーが、
何か訴えられたときのための予防線ともとれるものも多くなってきているように僕は感じる。

ついさっき、アニメ『東京リベンジャーズ』を観ていたのだが、
「本作品の設定にあるような未成年の喫煙、暴走行為等は法律により禁止されています。」
っていう注意書きスーパーが出てくる。
この文言なんかはまさしくそういう意図?が感じられないでもない。


話はちょっと違う方向に行くけど、

僕が学生の頃だったかな、
恐ろしい米国の訴訟社会というようなテーマで勉強したことがあるのだが、
マクドナルドで出されたコーヒーで火傷をしたのは暑すぎるコーヒーを出すことと注意書きが見づらかったということで争った裁判での判決は億単位の賠償命令が出る。とか、

これは本当かどうかわからないけれども、
外に出てずぶ濡れになった飼い猫を乾かそうと電子レンジに入れたら、猫が死んでしまった。それは電子レンジのメーカーが「猫を入れてはいけない」と明確に注意喚起しなかったからだと訴えて勝訴したとか?

普通に考えたら、コーヒーは熱いのが当たり前だし、猫を電子レンジに入れて乾かそうなんて正気の沙汰とは思えない。
が…

責任転嫁とか、製造者責任とかその類の考えはアメリカから感化されたのかな…

今の世の中においては、物にしても、コンテンツにしても、まず念頭に、訴えられたときのためにってことを考えないと、なにもつくれない時代なのかな。

よぎる恐怖を回避するため、、、

このエッセンスが、様々な製造物、制作コンテンツに入ってると思うと…
なんだかな🤔と思ってしまう。

仮面ライダーごっこで大怪我してしまったうどん屋の息子の話から、
世を嘆くようなものになってしまった😅


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