昨日は、僕の不思議体験(その2)パラレルワールドがらみでの時空のおっさんの話でした。
「僕とおじさん」
今日は、僕のおじさんにまつわるお話を綴ってみたいと思います。
なんて言ってきた。
僕はおじさんがなんか急に思いつきで言ったのかなあと思ってあんまり真剣に取り合わなくて「あそうなんだ」くらいに返事してた。
こんな行き来があったが、
その後うちの親との揉め事があって、
なんとなく僕も気まずい感じになり行き来もあまりなくなっていった。
そんな期間が数年間続いて、
僕も大学生になり、車の免許をとったのを機会にまたおじさんの家に何度か行くことがあった。
この頃、おじさんは、疲れが取れない、どうも体調があまり良くないと訴えていた。
そんなある日、おじさんから連絡があった。
「シデ坊、おじさんな、体調が悪くて病院にかかりたいんだけど、なんだか疲れがひどくて歩く事もできない状態なんだよ。悪いんだけど、車で連れて行ってくれないか?」と。
「わかった、すぐ行く」と二つ返事でOKした。
この日に病院受診し即入院、
その2週間後には帰らぬ人となってしまった。
「あっけなかったね…」
なくなった原因は肝がんで、
受診したときにはもう手の施しようがなかったそうだ。
またなくなるときにも、実に勇ましいというか…
僕たち家族がお見舞に行き、
「じゃぁまたくるね」と病院を後にし、
年老いた僕の祖母がすこし残るというので、病室に残し、おじさんのベッド脇で付き添っていた。
僕らが帰った30分ほど後のことだったという、
おじさんが起き上がりたいというので、看護師さんに起こしてもらい、
ベッドの上であぐらをかいたという、
そこで
「かあちゃん!俺死ぬ!」と言ったかと思ったら、
そのまま前のめりで伏し、
これがおじさんの最期だった。
武士が切腹して息絶えたかのような死に方だった。
年の暮れになくなり、
少しずつ日常をとりもどしつつあるころだった。
おそらく四十九日の法要をすませた直後くらいの時期だったかと思う。
ある日のこと、
僕が自室で寝ていると
誰か男の人の声がする。
気がついていたものの、外からする声なのかと思い無視していた。
すると、
「シデ坊ーっ!」
えっ?聞き覚えのある声だ。
「よぅシデ坊」
ベッドに寝ていた僕はハッとして目を開けて、
右側をみると、なんと死んだはずのおじさんが頭にタオルを巻いた状態であぐらをかき、
こちらを観ながらニコニコしている。
以下はおじさんとの会話なのだけど、
記憶としては会話したことを覚えているのだけど、
どうやらテレパシーのように会話していたと思われるんですね。
そのやりとりを。
僕:「あれ?おじさん!死んだんじゃないの?」
おじさん:「おぉ、そうだよ」
僕:「えーっ!」
おじさん:「言ったろ?いつだったか…」
僕:「えーっと…」
おじさん:「死んだらおまえんとこに出てくるっていったろ?」
僕:「ああ」(過去にした会話を思い出す)
おじさん:「で、よう、おじさんな、あの世に行ってなぁ、芸能界に入ったんだよ〜」
僕:「あ?何言ってんだよ…😓」(と、心の中で思った)
おじさん:「ってぇ、おめぇは思うよなぁ?」
僕:「えっ?心の中で思ったのに…」(ここで僕は心で会話していることに氣づく)
おじさん:「いいんだよ、まずは聞きな。」
僕:「うーん、、、」
おじさん:「あのな、おじさんそっちの世界ではいろいろ美術だ絵画だのってそりゃ熱心に勉強したり研究してたろ?」
「それでよ、俺が死んでこっちに来ただろ、そしたらこっちのやつがな、俺が死んでこっちに来るのを待ちかまえていやがってよぉ…」
「お越しになるのを待ってましたとか言うじゃねぇかよ!ったくよぉ」
(なんて、江戸っ子調子で笑いながらはなすおじさん)
僕:「で、なんで芸能界よ?」
おじさん:「そうなんだよ、おめぇの世界の芸能界とは全く違ってな、こっちの芸能界ってぇのは、いわゆる芸術的な世界のものをここがこんなふうに凄いだの、素晴らしいだのっていろいろな見地観点で評価して感心するんだよ。」
「もうな、俺がそっちの世界で生きている頃から目ぇつけてたんだってよ。」
僕:「それスカウトじゃん!」
おじさん:「ってぇ言うのか?」
(ふたりで笑い合った)
目の前にいて話しているおじさんは、
幽霊だとわかっているのに全く怖いなどという思いはなく、
生きている時と同じように会話していた。
おじさん:「ってぇいうことだからよ、伝えに来た。」
僕:「あぁわかった、ありがとう。」
と、こんなやりとりを確かにした記憶が残っている。
気がついたら、
いつの間にか眠りに落ちていたのだろう、
朝日で目が覚めた。
当然か、さっきまであぐらをかいて座っていた場所にはおじさんはいなかったが、
なんだろう?さっきまで確かにそこにいたという妙な存在感の名残と、僕の確信だけはあるのだ。
僕がこの出来事を本当のことだと思えるには、
おじさんの言っていることが、そうおかしな話しでもなく、
出てきた姿もうなづける。
おじさんについてもう少し触れておくと、
結婚もせず生涯独身。
大工をしていて、作業の時にはいつも頭に白いタオルを巻いていた。そんなのがお馴染みの姿だ。
趣味は楽器演奏に音楽鑑賞、一時はプロのバンドマンをしていた時期もあったという。
そして美術鑑賞。絵画収集。
とくに日本画をこよなく愛し、また芸術評論家としても活躍できるのではないかと言われるほどの知識と見識をもっていた、見た目、職業と想像がつかない、やっぱりその意味でも変わった人だった。
好奇心旺盛、話し好きで、絵で気になれば連絡を取って有名な画家さんにもあいにいったり、そんな感じでおおくの画家さんたち、画廊とも交流があったほど。
そんなおじさんが、
生前に僕と交わした約束。
そんな約束をしたことすらわすれていた僕は、
この体験で、あのときにおじさんがいっていた約束というか実験のことを時を超えて一瞬で思い出したのだった。
おまえの守護霊になってやる。
というその部分には触れられなかったし、確認することができなかったのは残念だけど、
なんだかあの世のおじさん、とても楽しそうで、
また、ちょっと自慢げで、まんざらでもなさそうな感じで話していたのがおもしろかった。
それが僕を安心させた。
このやりとりを、
起きてすぐに家族に、また祖母に伝えた。
「あの世の芸能界に入ったんだってさ!」
と言うと、
もう、僕の変人っぷりにも慣れていた周りは、
「そうなんだ。あの人の言うことらしいね」って、
笑っていた。

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(僕の不思議体験シリーズ)次のお話へ
素晴らしい日々〜Splendid days:僕の不思議体験(その4)
「僕とおじさん」
今日は、僕のおじさんにまつわるお話を綴ってみたいと思います。
僕の不思議体験(その2)でも後半部分で登場してきたのがここでいう僕のおじさん。
普段から靈が見えるのは当たり前、
また靈と会話をすることができるという、
霊能者レベルの人だった。
そういうことを臆することなく他人に話すので、
あいつは頭がおかしいとか、変わり者とかそういうレッテルが貼られ、
親戚の中ではあの人は「変わり者」と、
引いた目で見られていた、そんな存在でした。
僕も、子供の頃から不思議な体験をしたりすることがあり、
一部では僕のこともあの子は変わった子と、おじさん同様に変わり者という見られ方をしていた。
そんな僕は、逆にそんな親戚の中で変わり者とレッテルを貼られたおじさんとお互い通ずるものがあったのか氣が合い、また話も合い、靈の話であるとか、この類の会話を会えばいつもしていた。
おじさんは典型的な江戸っ子口調で「ひ」と「し」の区別ができない。
僕(ひでぴん)のことを「シデ坊」と呼んでいた。
ある時、唐突に、
「よぅ、シデ坊よ、俺が死んだらよう、できるもんならオマエの守護霊になってやっからな。」
とか、
「死んだら必ずオマエんとこ行ってあの世がどんなところなのか話すために霊としてオマエの前に出てやるからな。ほんとにできるかそういう実験をしようじゃないか。これ覚えておけよな。」
普段から靈が見えるのは当たり前、
また靈と会話をすることができるという、
霊能者レベルの人だった。
そういうことを臆することなく他人に話すので、
あいつは頭がおかしいとか、変わり者とかそういうレッテルが貼られ、
親戚の中ではあの人は「変わり者」と、
引いた目で見られていた、そんな存在でした。
僕も、子供の頃から不思議な体験をしたりすることがあり、
一部では僕のこともあの子は変わった子と、おじさん同様に変わり者という見られ方をしていた。
そんな僕は、逆にそんな親戚の中で変わり者とレッテルを貼られたおじさんとお互い通ずるものがあったのか氣が合い、また話も合い、靈の話であるとか、この類の会話を会えばいつもしていた。
おじさんは典型的な江戸っ子口調で「ひ」と「し」の区別ができない。
僕(ひでぴん)のことを「シデ坊」と呼んでいた。
ある時、唐突に、
「よぅ、シデ坊よ、俺が死んだらよう、できるもんならオマエの守護霊になってやっからな。」
とか、
「死んだら必ずオマエんとこ行ってあの世がどんなところなのか話すために霊としてオマエの前に出てやるからな。ほんとにできるかそういう実験をしようじゃないか。これ覚えておけよな。」
なんて言ってきた。
僕はおじさんがなんか急に思いつきで言ったのかなあと思ってあんまり真剣に取り合わなくて「あそうなんだ」くらいに返事してた。
こんな行き来があったが、
その後うちの親との揉め事があって、
なんとなく僕も気まずい感じになり行き来もあまりなくなっていった。
そんな期間が数年間続いて、
僕も大学生になり、車の免許をとったのを機会にまたおじさんの家に何度か行くことがあった。
この頃、おじさんは、疲れが取れない、どうも体調があまり良くないと訴えていた。
そんなある日、おじさんから連絡があった。
「シデ坊、おじさんな、体調が悪くて病院にかかりたいんだけど、なんだか疲れがひどくて歩く事もできない状態なんだよ。悪いんだけど、車で連れて行ってくれないか?」と。
「わかった、すぐ行く」と二つ返事でOKした。
この日に病院受診し即入院、
その2週間後には帰らぬ人となってしまった。
「あっけなかったね…」
なくなった原因は肝がんで、
受診したときにはもう手の施しようがなかったそうだ。
またなくなるときにも、実に勇ましいというか…
僕たち家族がお見舞に行き、
「じゃぁまたくるね」と病院を後にし、
年老いた僕の祖母がすこし残るというので、病室に残し、おじさんのベッド脇で付き添っていた。
僕らが帰った30分ほど後のことだったという、
おじさんが起き上がりたいというので、看護師さんに起こしてもらい、
ベッドの上であぐらをかいたという、
そこで
「かあちゃん!俺死ぬ!」と言ったかと思ったら、
そのまま前のめりで伏し、
これがおじさんの最期だった。
武士が切腹して息絶えたかのような死に方だった。
年の暮れになくなり、
少しずつ日常をとりもどしつつあるころだった。
おそらく四十九日の法要をすませた直後くらいの時期だったかと思う。
ある日のこと、
僕が自室で寝ていると
誰か男の人の声がする。
気がついていたものの、外からする声なのかと思い無視していた。
すると、
「シデ坊ーっ!」
えっ?聞き覚えのある声だ。
「よぅシデ坊」
ベッドに寝ていた僕はハッとして目を開けて、
右側をみると、なんと死んだはずのおじさんが頭にタオルを巻いた状態であぐらをかき、
こちらを観ながらニコニコしている。
以下はおじさんとの会話なのだけど、
記憶としては会話したことを覚えているのだけど、
どうやらテレパシーのように会話していたと思われるんですね。
そのやりとりを。
僕:「あれ?おじさん!死んだんじゃないの?」
おじさん:「おぉ、そうだよ」
僕:「えーっ!」
おじさん:「言ったろ?いつだったか…」
僕:「えーっと…」
おじさん:「死んだらおまえんとこに出てくるっていったろ?」
僕:「ああ」(過去にした会話を思い出す)
おじさん:「で、よう、おじさんな、あの世に行ってなぁ、芸能界に入ったんだよ〜」
僕:「あ?何言ってんだよ…😓」(と、心の中で思った)
おじさん:「ってぇ、おめぇは思うよなぁ?」
僕:「えっ?心の中で思ったのに…」(ここで僕は心で会話していることに氣づく)
おじさん:「いいんだよ、まずは聞きな。」
僕:「うーん、、、」
おじさん:「あのな、おじさんそっちの世界ではいろいろ美術だ絵画だのってそりゃ熱心に勉強したり研究してたろ?」
「それでよ、俺が死んでこっちに来ただろ、そしたらこっちのやつがな、俺が死んでこっちに来るのを待ちかまえていやがってよぉ…」
「お越しになるのを待ってましたとか言うじゃねぇかよ!ったくよぉ」
(なんて、江戸っ子調子で笑いながらはなすおじさん)
僕:「で、なんで芸能界よ?」
おじさん:「そうなんだよ、おめぇの世界の芸能界とは全く違ってな、こっちの芸能界ってぇのは、いわゆる芸術的な世界のものをここがこんなふうに凄いだの、素晴らしいだのっていろいろな見地観点で評価して感心するんだよ。」
「もうな、俺がそっちの世界で生きている頃から目ぇつけてたんだってよ。」
僕:「それスカウトじゃん!」
おじさん:「ってぇ言うのか?」
(ふたりで笑い合った)
目の前にいて話しているおじさんは、
幽霊だとわかっているのに全く怖いなどという思いはなく、
生きている時と同じように会話していた。
おじさん:「ってぇいうことだからよ、伝えに来た。」
僕:「あぁわかった、ありがとう。」
と、こんなやりとりを確かにした記憶が残っている。
気がついたら、
いつの間にか眠りに落ちていたのだろう、
朝日で目が覚めた。
当然か、さっきまであぐらをかいて座っていた場所にはおじさんはいなかったが、
なんだろう?さっきまで確かにそこにいたという妙な存在感の名残と、僕の確信だけはあるのだ。
僕がこの出来事を本当のことだと思えるには、
おじさんの言っていることが、そうおかしな話しでもなく、
出てきた姿もうなづける。
おじさんについてもう少し触れておくと、
結婚もせず生涯独身。
大工をしていて、作業の時にはいつも頭に白いタオルを巻いていた。そんなのがお馴染みの姿だ。
趣味は楽器演奏に音楽鑑賞、一時はプロのバンドマンをしていた時期もあったという。
そして美術鑑賞。絵画収集。
とくに日本画をこよなく愛し、また芸術評論家としても活躍できるのではないかと言われるほどの知識と見識をもっていた、見た目、職業と想像がつかない、やっぱりその意味でも変わった人だった。
好奇心旺盛、話し好きで、絵で気になれば連絡を取って有名な画家さんにもあいにいったり、そんな感じでおおくの画家さんたち、画廊とも交流があったほど。
そんなおじさんが、
生前に僕と交わした約束。
そんな約束をしたことすらわすれていた僕は、
この体験で、あのときにおじさんがいっていた約束というか実験のことを時を超えて一瞬で思い出したのだった。
おまえの守護霊になってやる。
というその部分には触れられなかったし、確認することができなかったのは残念だけど、
なんだかあの世のおじさん、とても楽しそうで、
また、ちょっと自慢げで、まんざらでもなさそうな感じで話していたのがおもしろかった。
それが僕を安心させた。
このやりとりを、
起きてすぐに家族に、また祖母に伝えた。
「あの世の芸能界に入ったんだってさ!」
と言うと、
もう、僕の変人っぷりにも慣れていた周りは、
「そうなんだ。あの人の言うことらしいね」って、
笑っていた。
もう数十年前の話、
なくなったおじさんにまつわる不思議な話だ。
なくなったおじさんにまつわる不思議な話だ。
また明日も僕が体験した不思議な話を綴ってみたいと思います。
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