子供向けのアニメの多くが、
勧善懲悪もの。
といえるんじゃない?

意味は言わずもがなだろうけれども、
善良な人や行いを奨励し、悪者や悪行を行うものを懲らしめる。

弱きを助け強気をくじく。
と、時に任侠の氣風だったり。

まだ娘が幼稚園に通っているくらいの幼き頃、
よく『アンパンマン』を観ていたっけな。

それで、ある時、
「ちょっとそこまで…」という娘に
「ねぇYちゃん、どこ行くの?」と聞いた僕に、鼻の穴をちょっと膨らませながら、
「パトロールに行ってきます!」と…

世の中の平和に貢献したいと思っていたのだ。
幼い子の心に芽生えさせた正義感。
そんな力を持つアンパンマンて凄いよね😅

そんな時代もあったなぁ。
ちょっと微笑ましい光景が思い浮かぶ。

ところでその、
アンパンマンのストーリーって
大体似通った感じだよね。

平和に遊んでいる子供たちの前にバイキンマンらが現れ、いたずらをしたりいじめたりする。
そんな子供たちが困って助けを呼ぶのだ。
「アンパンマーン助けて〜」
その声を聞きつけ即座に駆けつけるアンパンマン。
一撃を食らわせるものの、
バイキンマンらに反撃されて窮地に陥るアンパンマン。ジャムおじさん、バタコさんにチーズ、そして仲間たちの助けが入り、アンパンマンが復活。元気100倍になったアンパンマンがバイキンマンらに大鉈をふるう。
簡単に蹴散らして、バイキンマンらは「覚えてろよー」などと捨て台詞を吐きながら飛ばされていく。
めでたしめでたし。
バイキンマンらにやられていた子供たちがみんなアンパンマンに感謝。
これで世界の平和が守られた。
THE END...
ってな具合のストーリー。😆

もちろん勧善懲悪、
助け合い、同じ志を持つ仲間たちとの協力、
正義は必ず勝つ。
そんな要素を織り交ぜて。

子供心には、アンパンマンみたいなヒーローはやっぱりかっこよく映るんだろうね。
悪者にいじめられている弱い子を助け、悪さするやつを懲らしめる。
まさにヒーロー。
自分もあんな風になりたいとかって思うのだろうね…

良い悪いはここではちょっと置いておいて。

善と悪って表裏一体だよね。
というか、
悪があって、善が際立つし、
善があるから悪が見えてくるという側面もあろう。

また、同じ所業がAさんにとっては善だが、Bさんにとっては悪に映ることもある。
善と悪はそれぞれの価値観にもよって変化してくるのだろうし、その時代その時々の社会的風潮によっても変化するもの。

子供の頃からのお馴染みの勧善懲悪の観点で、悪しき存在をくじく。
自分が良いことをしているつもりなんだけれども、別の観点から見れば、それはもしかすると善行を行う者をくじいているのかもしれない、そんな可能性だってある。

今世の中で起きているいろいろなものに当てはめてみればわかるが、
単純ではないのだ。

そんなことを考えてみると、

より現実に即した、
ストーリーがあってもよさそうな氣がしてくるのだが…

まぁストーリーが複雑化してしまうという恐れはあるかもしれないが。😓

子供の時からそういう可能性についても考えさせるというのはどうなのだろうか?

意外と子供の視点ならではの、
面白い発想が見られるのでは?
と思ってしまう。


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