人はわがままです。

「私とは違う」といっては相手を突き放し。

あの人は私とは考え方が相容れないの。
だから同じ括りの人間だと思われたくないの。
だからあの人は仲間でなんかありません。

こうして「自分とは違う」誰かを遠ざけていきます。

でも、もともと私達はみな一様でなんかあるはずがないのです。

こうして、「自分とは違う」誰かを突き放していっているつもりで、じつのところ、自らが遠ざかっているのです。
逆に観ると、「自分とは違う」誰かが自分から遠ざかっていっているのです。

こうして、いつしか自分自身が孤独の世界にいることに気付くのです。
孤独というのは寂しいものです。
そして今度は、その孤独を嫌がるのです。
さんざん「自分とは違う」誰かを遠ざけてきたのにもかかわらず…

仲間がほしい…
なんて思ってしまったりする不思議。

そうそう…
私達が誰かと仲良くなりたいときにとる行動ってどんなものがあるか知っていますか?

初対面なのだけど、お近づきになりたいときによくこういう事をしていませんか。

ご出身はどちらですか?
ご趣味は?
なんてね…

どうして質問するのでしょう?

それは相手と自分との共通点を探しているからなのです。

コミュニケーションの話しです。

「自分と相手との“共通点”を多く意識するほどコミュニケーションをよりよくすることができます。」
「自分と相手との“相違点”を多く意識するほどコミュニケーションがより悪くなります。」

何かを意識するのは誰なのでしょうか?

それは“自分自身”です。

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